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ヒューマンフェノメナ研究所
 心理療法センター

治療方針

方針イメージ

クライエントご本人の最大利益を目指します。つまり、可能な限り根治的であり、問題の様々な(身体的、心理的、認知的、社会的)側面にも治療的に関与し、再発を予防できる方法をとり、できるだけ早く治すことを目指しています。
クライエント中心療法や精神分析的カウンセリングだけでは、時間もかかり、身体的、認知的側面までもなかなか手が届かない場合があります。当所が採用している治療方法(EMDR,ホログラフィートーク、収納イメージ法、その他各種イメージ療法、各種タッピング療法、自律訓練法、認知療法など)は、基本を踏まえながら、クライエントの特徴や状態に合わせて、心身のあらゆる側面に焦点を合わせ、目的を達成しようとします。

キーワード:根治性、多面性、再発防止性、短期化

治療の流れについて

  1. 初診

    訴えを詳しく伺い 、苦しい思いや辛い体験を共有させて頂きます。必要ならば心理テストを行いより詳しい心理状態、経緯を教えてもらいます。そして、治療目標、治療方針をご相談しますが、 それは本人のご希望と、専門的な見立てとの融合された結果となります
  2. 2回目以降 本格的な治療に入ります。
  3. 家族・親しい方のご相談1

    本人が来られない場合、家族・親しい方に来談して頂き、現実場面でどう対応すれば本人が落ち着くかをご相談します。
  4. 家族・親しい方のご相談2

    主たる来談者が子どもさんの場合や、周りの方の対応が非常に重要な場合、本人に先立って来て頂いて、詳しい経緯や対応の仕方をご相談します。
  5. 家族・親しい方のご相談3
    主たる相談者が来談継続している時に、随時或いは定期的に、家族・親しい方に来ていただき、対応の仕方をご相談します。これは、当所では、強く推薦するところです。家族の方の協力があってこそ社会的側面に関与できるからです。この場合は、料金は半額でやっています。

FAQ よくある質問

Q1   治療期間はどれくらいかかりますか?
   これは問題の大きさ深さ、本人の回復能力に大きく依存します。その為、問題が単一で回復力の非常に高い方だと2〜3回で良くなるということもあります。例えば、夕方になるとなぜか涙が出てくるという症状があり他に問題がなければ、当所の統合的なイメージ療法を施行すれば、1〜2回で治る可能性があります。問題が複雑で回復力が普通の場合、それなりの時間がかかります。通常3か月から半年を目安にしています。問題がさらに複雑だと、2〜3年かかる場合があります。
Q2  治療をすると、苦しいことはないでしょうか?
   すでに何らかの悩みを抱えられ苦しんでおられる訳ですから、基本的にはその苦しみを軽減するということをやっていきます。ただ、今まで気づかなかった悩みにゆきあたり、それによってまた悩み出すということもありますから、そういう場合また調子が悪くなったと感じることがあります。しかし、それは治療上必要なことで、その事によってこそ、根本的に治ることができると考えられます。
 Q3  言いたくないことは、言わなくてもいいでしょうか?
   当所のイメージ療法やEMDR、身体技法では、それは可能です。問題の内容を言わなくても、身体で感じたり、イメージで思い描けたら、それらの方法で治療的に関与が可能です。
中学生くらいの男子でそういう方は時々いますが、十分に治療可能でした。
また、性被害に遭った方も、詳しい描写をするのに抵抗のある方が多いですが、同じく支障ありません。
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